【ブルーベリープロローグ/最終レート1820/最終19位達成】デコ馬車バトン構築
はじめに
大抵の方は初めまして。
初投稿です。
公式インターネット大会「ブルーベリープロローグ」にて、最終レート1820、最終19位まで到達出来たので、勢いで記事として書き残します!
構築はこちら。
FFの方からマホイップが強い(多分壺を売りつけるノリだった)と言われマホイップから考察。
翌日バシャーモが強いと聞き採用。せっかくならとバトンとものまねハーブを採用したら馬鹿みたいに強かったです。
そしてカポエラーとエレブーとテツノイワオも強いと聞いたので採用して完成しました。
基本的には、初手バシャーモ+マホイップを選出。
デコレーション+守るor熱風or波動弾で相手を崩しつつ、キツくなったらテラパゴスにバトンして全部破壊してもらう流れです。
バシャーモの通りが悪そうなら直接テラパゴスから選出していました。
マホイップの特性アロマベールによってアンコールや挑発が無効化される為、ギミックが非常に通しやすく、不利構築相手でも出し方次第ではイージーウィンを容易に狙える構築でした。
各ポケモン解説
テラパゴス♂(NNコダイガメ)
193(180)-×-131(4)-172(252)-131(4)-114(68)
性格:控えめ
持ち物:クリアチャーム
テラクラスター/瞑想/守る/ロックカット
調整意図
- H…正直ただの16n+1調整。
- C…火力が欲しいので特化。
- BD…余り。
- S…準速60続(アシレーヌ等)抜き抜き。
この大会最重要ポケモン。
大会参加可能ポケモンの中で唯一の禁止伝説であり、圧倒的種族値と特性テラスシェルによる実質的行動保証、そしてステラ時の特性ゼロフォーミングによる天候フィールド無効化に加えて、全タイプに等倍の高火力全体技をデメリットなしで放つことが出来る、少なくともこのルールではぶっ壊れにも程があるポケモンです。
大会自体が如何に上手くテラパゴスを通すor倒すかのゲーム性となっており、テラパゴス自身がテラパゴス対策ができるポケモンの中で最も強いポケモンであったことから、絶対採用、選出しない方が舐めプと言っていいレベルでした。
それほど重要なだけに、調整もかなり慎重に…
…ということもなく、練習会で最初に使ったこの調整を最後まで使い続けました。(笑)
一見雑な調整に見えますが、耐久面では絶妙にミリ耐えしてくれる事が非常に多く、素早さにおいても、トリル運用のテラパゴスやバシャーモの苦手なアシレーヌ等に対して安定して上を取ることができる為かなり役に立つことが多かったです。
ダメージ計算すると、+2臆病特化テラクラスターで低乱数(18.7%)1発であり、正直何も積んでないテラパゴスのステラクラスター1発くらいなら余裕で受け止めて返り討ちにできました。
ロックカットはかなり珍しい技でほとんど警戒されませんでしたが、初手デコレーション+ロックカットからテラクラスターを連打するだけの試合も多く、非常に優秀でした!
また、クリアチャームという持ち物も無限に偉く、相手のエレブーのエレキネットや怪電波、ムーンフォースのCダウン、嘘泣きや捨て台詞などなど、数多の妨害を容易に無効化できるのでかなり活躍しました。
GSでも使うかも知れません。
マホイップ(NNアホイップ)
161(164)-×-104(60)-133(20)-142(4)-127(252)
性格:臆病
特性:アロマベール
持ち物:隠密マント
デコレーション/魅惑のボイス/手助け/アンコール
調整意図
- H…16n+1
- B…メタグロス鉢巻のバレパン確定耐え(活きたことない)。
- CD…余り。耐久に回してもあまり確定数が変わらなかったのでC側に多めに。
- S…最速。
ギミック最重要ポケモン。
アロマベールによるギミック保護、ある程度の攻撃なら1,2発は耐える耐久、低速環境で絶妙に上を取りやすい最速と、本当に活躍しまくってくれました。
特にアンコールという技の偉さは凄まじく、猫騙しや追い風等の起点作り役をゴミと化させることでイージーウィンを量産してくれました。
1回のデコレーションのみだとワンパンには火力が足りないことも多いため手助け採用。守りたい場面なんてなかったです。
魅惑のボイスはマジシャでも良かったかもしれませんが、エース2体が熱風やステラクラスターといった全体技使いなので、ワイドガード使い筆頭であるカポエラーに強い魅惑のボイス採用。
思ってるより火力出ます。
バシャーモ(NNケントウ)
187(252)-×-90-178(252)-90-101(4)
性格:控えめ
特性:加速
持ち物:ものまねハーブ
バケモン。
ブリジュラスの叩き、テラパゴスの瞑想、弱保起動等をこのポケモンの前で行うと負けます。
ムラっけの能力上昇をハーブでコピーした際のテロップのタイミングが少しバグる挙動をしていましたが、いつの間にか治ってましたね。
特殊型はともかく、HCぶっぱに疑問を持つ方も多いと思いますが、とにかくペラいのと、テラパゴスの最速実数値が150なのもあり、Sは4振りで充分という結論に至りました(1加速で抜ける為)。
亀より速いポケモンで抜きたいのとなるとミナモが筆頭ですから、そこまでを1加速で抜くとなると耐久が疎かになってしまうという話です。
テラパゴスのステラ大地の力、アシレーヌのハイパーボイス等、こいつの耐久を舐め腐って甘えた攻撃を一撃は耐えてくれます。
物理型と想定して威嚇入れて満足する人が多かったのも、活躍の要因かも知れません。
テツノイワオ(NNイワオノゾム)
以下、面倒臭くなってきたので実数値等省略!
代わりに画像添付。
詰め要因として、或いはバシャーモやテラパゴスが暴れづらい相手に対して先発で荒らす役として重宝しました。
守る貫通は偉大!
追い風テラパゴスを大体抜けるのが本当に強かったです。
エレブー(NNかねもち)
基本的にトリル構築やドーブル入り、滅びといった戦っていてストレスしかない相手の為のポケモン。
特に挑発はリキキリンをゴミに変えてくれるので優秀でした。
ボルトチェンジは影踏み対策として採用しましたが、初手にマホイップと並べて出すことでトリル役やドーブル、相手エレブーといったポケモンを挑発で上から無力化。
次のターンに襷やテラスシェルを潰しながらデコエースに繋げるといった動きは非常に強力でした。
指もでき、襷やテラスシェルを潰しながらS操作もできるのが優秀さに拍車をかけていた印象です。
カポエラー(NNヤマグチー)
全ての技がテラパゴスに強く、特性も強く、また、デコレーション成功後の負け筋潰しとして活躍しました。
FFの方の丸パクリ調整ですが、明確に活きたことはなかったです(そもそもライコを1度しか選出されなかった)。
ただただ硬くて、絶妙に耐えてくれる場面ばかりでした!
当たり前に強すぎて語ることがありません。
おわりに
こんなに明確に結果を残せたことが初めてで、その興奮から構築記事も初めて書き残させて頂きました。
今回は自分にとって苦手なテラスタルがほとんどテラパゴスに使われていたのも、結果を出せた要因の一つだと考えていています。
テラスタルから切り離した思考をおさらい出来たので、全国予選では逆にテラスタルをどう使うべきなのかを正確に考慮し、ハワイ旅行を目指していきたいです!
壺感覚でデコレーション構築を握らせてくれた異常FFの方々には本当に感謝を。
正直使うまではマホイップもバシャーモも信用してませんでした笑
今後も結果を残して沢山記事を書いていきますので、よろしくお願い致します🙇♀️
追記
僕のFFの方で休歌さんという方が壺構築品評会という大会の主催をされています。エビワラーじゃんけん考案者の方です!
「壺構築」と言われる非常にユニーク()な構築が集まる催しです!
興味のある方はぜひ、下記の休歌さんのTwitterからご確認いただけたらと思います。